仲良しのチューリップ
(70×80)
仲良しのチューリップ 2003.3.30
私が初めて布絵を造ったのはチューリップ。
それからたくさんのチューリップと出会い、デッサンをしてきた。
この花の開きそうで開かない、その微妙ななりあいが私は好きだ。
なんとなく幼稚な花のイメージがあるが、
私はこの花にエレガントな香りを感じる。
私は布絵を造るとき、一番神経を使うのはバックの布だ。
今回、バックにしたのは
たくさんの色の縦糸、横糸で織りあげてある暖かな色合いの布。
その上にピンクのチューリップを造っていく。
気が付けば、たくさんの色の布が。
数えてみたら、三十種類もの布の数。
これだけたくさんの色をを受け止めれたのは、
たくさんの色を持っているこの布のおかけだと思う。